水風呂と私

銭湯にいっても水風呂なんてだれが入るねんと毎回スルーしていた。しかしこの記事を見てから水風呂いいかも…と思うようになる。

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お風呂と水風呂交互に入るとめっちゃええで~~的なことを書いておられる。

当時は銭湯に行く機会もそれほどなく、足を少し入れては冷たさに耐えられず毎回断念していた。

 

数年後モーニングでこの連載を目にする。

 

 筆者がサウナ大使としてサウナの素晴らしさをひたすら伝える漫画である。ちなみにコップのフチ子さんをデザインされた方でもある。

サウナと水風呂を繰り返すことによって脳に酸素がたくさん送られ多幸感を得ることができる。その状態をサウナトランスといい、動詞にするならば「ととのった」と表現していた。

 お風呂よりサウナのほうが身体はあったまりそうだしこれなら水風呂に入れるかもと思い、挑戦してみる。膝までいけた。断念より「自分もととのってみたい」気持ちが勝り次回はへそ、その次は肩と段階を踏んでだんだん水風呂に入れるようになった。

 

わたしが「ととのった」のはこの初めて肩までつかれたときである。ここの水風呂は滝のような形で壁の上のほうから水が流れている仕組みで、ジャバジャバとつねに水の音がしている。あれ?ととのってるかもと思った時には冷たさで喉がスースーして目の前がゆっくり回っているような感覚になり、目を閉じると水の音がやたら大きく聞こえウワ~~きもち~~~~となった。

だがやりすぎてぶっ倒れても夫と来ているので女湯に知り合いはいない。見ず知らずの他人に全裸で迷惑をかけるのは申し訳なさすぎると理性が働きそう思った瞬間には毎回水風呂をでている。

これを経験できる日は毎回よく眠れる。

 

作中ではサウナは前戯!水風呂が主役!と表現されていたがまさにそうだと思う。

おそらくサウナと水風呂に入るのは男性より女性のほうが少ないと思う。世間ではアメトークでサウナ芸人が紹介されたり、マツコデラックスの番組でいろいろな銭湯が紹介されている。またSPA!でも尊敬するまんしゅうきつこ先生がサウナ漫画を描いている。女性のみんなもっとサウナをたのしめばいいとも思うが、いつ行っても空いているサウナと水風呂でなくなるのも嫌だなと思ってしまう。

そのくらいサウナと水風呂は最高なのだ。