サウンドトラックについてのはずが着地点が無職という話

音楽が好きだ。

学生の時の授業も好きだしJ-POPや歌謡曲も好きだ。洋楽はてんで疎いがビートルsズとYESなら1枚ずつCDを持っている。

フェスによく行ってた時期もあり、週2で同じバンドのライブにも通っていた時期もあった。

 

ただ今回はサウンドトラックの話をしたい。

アニメや映画を観るにあたりサントラへの比重が私の中では大きい。

 

小学生だったころネットもいまほど普及しておらず、新しい音楽を知るにはCDを直接購入するかTSUTAYAに行くしかなかった。

我が家は購入よりレンタル派だったのでTSUTAYAによく行ったことを覚えている。

 

当時からジブリが好きだったのでジブリのサントラを借りてははテープにダビングをしていた。A面B面にぱっつんぱっつんにいれた。

なぜこんなにワクワクする音楽を作れるのか久石譲に思いをはせた。

それを自分の部屋で大音量で流すのが好きだった。

 

当時自分の家の向かいがちょうど建築中であり、私の部屋から流れるトトロのテーマのリズムに合わせて「トットトット~ロ♪」と大工さんが金槌をうったユーモアは今でも良き思い出として引き出しにしまっている。

 

ゲームもまたサントラを重視する。セガサターンがむかしうちにあったのだが、ソフトをCDコンポにいれるとサントラと化す仕様のものが多かった。

CD手に入れなくても得じゃーんと思いながら「ナイツ」のサントラは聴きまくった。

当時ゲームや周辺グッズとともに大変な人気があった「サクラ大戦」に関してはソフトをCDコンポのいれると

「こらー!これはセガサターン専用ソフトですよ!」と主人公の声優さんが怒った声が流れた。もちろんサントラは入ってはいない。子供ながらにこいつぁ商売上手だなあと思ったものである。

 

かなりのブランクが空いてここ数年またゲームに手を出しているが、昨年ご縁があり、今一番やっているゲームのサウンドディレクターの人と一緒に仕事をすることができた。一緒に仕事をするなんて表現は大げさだけどそれだけ嬉しい出来事だった。

サントラを販促することができた。

音楽に関わる仕事がしたいと思っていた時期もあったがあきらめ、違う形でこうして好きなゲーム音楽に関われるんだと身をもって実感できた。これもまた引き出しに大事にしまってある思い出だ。

 

 

まあその職場も辞め気づけば半年ちかくまた働いていない。

面接は何社かうけているが全部落ちている。

はやく働かないと夫にまた「無職はエナジードリンクを飲むな」と言われてしまう。

はよ働こ。